第1回まめ祭(全てはここから始まった)
  

  2月3日は節分の日、

  どこの家庭でも、「鬼は外、福は内」と豆をまいています。

  豆をまいて何がいいのか分かりませんが、

  食べ物を無駄にしても良い日のうちの一つです。

  

  そんな昔話はともかく、俺の周りでは過酷なイベントがあります。



  豆まきです。





  それも、人の部屋の中で行います。





  もはや、このイベントも毎年恒例行事になりました。

  節分の日ではなく節分付近に行うというなんともファジーなイベントです。

  ということで、第1回の豆まきレポートです。

  

  2000年の1月末か2月始め、

  その日は、先輩2人と同級生と普通に飲んでいました。

  そして、Wさん(先輩)とT(同級生)が電車も無くなり

  俺の家に泊めると言うことになりました。

  よく分からないけど近所のJさん(先輩)もなぜか泊まるといいました。


  ちなみに、3人ともかなりヤバい状態でした。



  今考えれば、これが全ての始まりでした。



  

  部屋が少し散らかっていたので、3人をコンビニに置いて帰りました。

  15分後くらいに3人とも家に来ました。

  とりあえず、だいたい4人寝れるくらいのスペースが出来ました。



  ドアを開けたJさんが突然叫びます・・・




  「鬼はぁ〜そと」




  すると同時に部屋中に無数の豆が・・・

  ごろう「なっ・・・

  俺は全ての時間が止まりました。

  事もあろうにコンビニで節分用の福豆を買ってきたのです。

  そして、豆まきは止まりません。

  Jさん「鬼は外、福は内




  あんたが鬼だよ。




  心の叫びは届きません。さらに、

  Tも申し訳なさそうに豆をまきます

  T「Jさんには逆らえないです

  Wさん「あはははははは

  この人達を止めることは誰も出来ません。

  豆もまき終わり、3人が部屋でくつろぎはじめました。



  ちょっと安心です。



  しばらくみんなで話をしていると、Tが突然泣き出しました

  どうやら、泣き上戸らしいです。

  すると、突然




  T「もう、歩いて家まで変える




  わけが分かりません。

  Tの家は俺の家から車で30分くらい、電車で1時間くらいです。

  歩いて帰ったら、確実に凍死するかもしれません。

  とりあえず、俺は放置していたら・・・

  Jさん「おう、歩いて帰れ

  なんて事言うんでしょう、この酔っぱらい先輩   そして、

  Wさん「あははははは

  とりあえず、俺はTをなだめておきます。

  しかし、彼は歩いて帰るの一点張り。

  しばらくすると、今度は




  T「ベランダで寝ます




  もう、好きにさせることにしました。

  

  そんな中、当時付き合っていた彼女から電話がかかってきます。

  今の状況をとりあえず説明

  彼女「たのしそー、行きたい

  電車も無い時間なので、無理な注文です。


  しかも、部屋には酔っぱらいが3人。


  居場所は当然ありません。

  そして、「あとで電話する」と言われて電話を切られます。

  俺もお酒が入っていたので電話を待ちながら寝てしまいます。

  すると、数時間後家の電話が鳴ります




  彼女「来ちゃった」




  俺「えっ?」




  どうやら友達にドライブついでにつれてきてもらったようです。

  どうやら、福が来たようです。




  豆効果絶大




  しかし、外にいるはずの鬼も内にいます




  そして、俺の部屋の状況といえば、

  酔っぱらい2人が死体の如く爆睡し、



  ベランダで寝ていたTはトイレで吐いています。




  そして、部屋には無数の豆が・・・




  そんな部屋で2人の居場所はただ一つ




  ベットの上




  2人爆睡、1人ゲロ吐きという状況の中イチャついてみます。

  それはそれはなかなかの興奮でした

  さすがに、それ以上の事は出来ませんでした。


  チキンなごろうはそんな勇気無いですから。


  そして、朝が来て、鬼どもは帰っていきました

  夕方には福も帰っていきました

  そして、部屋に残ったのは・・・




  無数の豆




  この豆がまた厄介で、


  数ヶ月後とかに掃除して見つけると、




  ものすごくヘコみます




  

  そして、この伝説は翌年へ継承されます。

  

  第2回まめ祭へ続く