まずは第1回まめ祭をお読みください。 節分の恐怖は瞬く間にサークル内に広まりました。 翌年の節分では誰がターゲットになるかという恐怖がありました。 俺は誰かの家にいれば、俺の家は平気という トンズラ作戦を思いつきました。 そして、2001年の節分 この年は普通に節分の日(2月3日)に祭がありました。 後輩のGとAとで買い物に行き、 Gの家でくつろいでいる時の話です。 N先輩からGに電話がありました。 N先輩「なぁ、G今家?」 G「はい、そうですよ、Aさんとごろうさんもいます」 N先輩「じゃぁ今からMと行くから。」 このとき俺は、うすうす感じていました・・・ 鬼の予感を 5分後・・・ドアが開きます。 N&M先輩「おにはぁ〜そと」 G「えっ?えっ?何するんすか?」 N「今日節分だから豆まき」 A「おもしろそう、蒔く蒔く」 もう誰にも止められません。 今年は豆が多いです、なんと2袋もあります。 鬼3人の犯行により、Gはかなりへこんでいます。 キッチンの隅っこでしゃがんで 今にも泣き出しそうです。 あまりのヘコミっぷりには引いてしまうくらいです。 「去年俺もJさんに蒔かれたから大丈夫だ」 という俺のフォローも効果無しです。 G「もう帰ってください(半べそ)」 さすがに、鬼先輩達も引いてしまったのでみんなで掃除することにしました。 俺は一人で掃除したのに・・・ そして、掃除も終わって帰ることに。 この瞬間年間行事に組み込まれた豆まきに対して G君が一言 「来年の節分は誰かの家でまいてやる」 泣きそうなのがすごく気になりました。 彼は家で泣いていたのかもしれません。 ちなみに、蒔かれた人だけの悩み 数ヶ月後に豆が出てくるとヘコム は彼もあとで言っていました。 蒔かれた人にしか苦悩は分からないのです 第3回まめ祭に続く |